前日、車で島を周り気がついたことは自然の豊かさだ。
小さな島ではあるが起伏が激しく山や丘が多い。
話によると野生のシカやイノシシもいるらしい。
そして空気がとても澄んでいて、きれいな空気に
体が洗われるような気がした。
展望台に上がれば360°見渡す限りの空と海。
リアス式の海岸が見えその先に何があるのか
興味が沸き立つ。
また旧五輪教会や牢屋の窄といった貴重な文化遺産も残り、
教会に足を踏み入れると中は静まり返り独特の空気が漂う。
長い月日に渡り多くの人々がこの場所に足を踏み入れ
祈りを捧げた場所。
歴史的背景の中で、時には命を賭した人もあっただろう。
そんなことを想像しながら、ただじっと祭壇や柱、床の傷を
見つめてしまう。
この島には都会の生活で忘れかけていた
“大切なもの” がたくさんある。